2.5と未来
2.5次元舞台、大丈夫か?
火付け役のテニミュから、今やアニメにゲームに漫画に、何でもかんでも舞台化する。
最近は「逆2.5次元」とかいうパワーワードに大笑いしたりなどもした。
原作付きの、いわゆる2.5次元舞台は、だいたい「当たる」。
さほど爆死したと話題にならない限り、だいたいチケットが売り切れている。難しいのは平日マチネくらい。
原作が人気だとチケットは自然と「チケット戦争」になるし、
そうでなくても俳優のおたくがチケットを買うから、目を当てられないほどの空席ってのはさしてない(勝算ないのに明らかに期間が長すぎ、キャパでかすぎ、地方行き過ぎの謎運営もある)。
最近は客席がペンライトを振ったりできる舞台も多いし、そういうのも「2.5次元ブーム」の要因なんだと思う。
ほぼ「当たる」から、自然とその舞台に出た役者は人気が出る。
人気が出るから、売り出したい役者を板に立たせる。
口は悪いが、芝居が下手でも人気キャラをやったりルックスが目を惹けば売れる。
なんなら役者じゃなくてもモデルだって芝居しちゃうし。
お気に入りのキャストを追って、オタクは「俳優沼🙏」に入るし。
新作舞台が発表されると少なからずタイムラインは荒れる。俳優おたくも、原作おたくも、楽しく2.5舞台を観れる未来は来るのでしょうか。
ほぼ確実に儲かる算段があるから、アイアやブルーシアターは絶え間なく公演が行われているし。
発表時に不満が多かった人気原作の舞台だって、結局みんな来るから、だいたい満員御礼だし成功する。
このブームは終わらないだろ〜〜な。先ほど発表があった某プロの舞台化によせて考えるのでした。完。